library(jpgrid)
library(tidyverse)
JGD2011 <- 6668
grid_city |>
filter(city_name_ja %in% c("千葉市中央区", "千葉市花見川区", "千葉市稲毛区")) |>
grid_as_sf(crs = 6668) |>
ggplot(aes(fill = city_name_ja)) +
geom_sf() +
scale_fill_brewer(palette = "Set2")
2023年2月16日
R Shinyを使って地域メッシュデータを使うためのWEBアプリをつくってみました.
地域メッシュとは,経度・緯度にもとづいて(日本の)地域をほぼ正方形のメッシュに分割したもので,統計データの集計区分としてよく利用されています.
今回つくったアプリは,Rパッケージのjpgridパッケージの機能の一部を提供しています. このアプリの提供機能は以下の通りです.
総務省統計局の公開する市区町村別メッシュ・コード一覧から市区町村別のメッシュを取得します.
以下のような手順で市区町村別のメッシュを生成・保存できます.

jpgridパッケージでは,grid_city データで市区町村別メッシュデータが提供されています.
以下のように,市区町村別メッシュデータを図示することができます.
以下のような手順でメッシュ文字列を含む表データから地域メッシュを生成・保存できます.
jpgridパッケージでは,parse_grid() で文字列から地域メッシュを生成することができます.

同様に,以下の手順で経度・緯度を含む表データから地域メッシュを生成・保存できます.
jpgridパッケージでは,coords_to_grid() で文字列から地域メッシュを生成することができます.

R Shinyで作成した地域メッシュデータのためのWEBアプリについて紹介しました.
WEBアプリの作成に利用したjpgridパッケージでは,このアプリで提供していない様々な機能が提供されています.詳しくは,こちらをご覧ください.
例として,ジオメトリをメッシュに変換するgeometry_to_grid() などがあります.
ぜひ地域メッシュデータの分析にjpgridパッケージも活用してみてください.